釣りしていて、ヒジや手首に痛みを感じたことないですか?
とくに激しくシャクる動作のある釣りは、そういった痛みを生じやすいようです。
たとえばこれは、ジギングでテニス肘と診断された人の例。
【質問】釣りで右肘に痛み
http://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/911-2014-02-03-07-46-28
こちらの記事はよくまとまっています。
釣り人の故障について考えてみる 肘関節編
http://blog.livedoor.jp/fish1091/archives/929644.html
バスプロのように1日に何百回とキャストする人たちもなりやすいようです。
じつは、私も釣りをしていて、関節に痛みを感じるようになりました。それはヒジじゃなくて手首です。手首というと腱鞘炎が有名ですが、腱鞘炎は手首の親指側に痛みを生じます。セルフテストのやりかたはこれ。
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/de_quervain_disease.html
ある日、船で釣りをしていて、めっちゃ大物がかかった時があったのです。おしくもラインブレイクでバラし。しかし、その時、ロッドを持つ左手首の小指側に痛みを感じたのです。最初は「ちょっと痛いなー」ぐらいだったのですが、そのうち日常生活でも手首をひねる動作をするときにズキっと痛みを感じるように…
「これはちょっとマズイぞ」と思って、調べていくと、どうやら手首の故障でTFCC損傷という症状があることにたどりつきました。聞きなれない症状ですが、やはりスポーツ選手でTFCC損傷と診断された人が多かったり、私と同じく釣りでこの症状が出た人もいるようです。
TFCC損傷についてはWikipediaや日本手外科学会の解説を見てください。
http://www.jssh.or.jp/ippan/sikkan/pdf/27TFCC.pdf
簡単にいうと外的要因により手首の組織が傷つき、治すには基本は安静、重度の場合は手術。といったぐあいです。しかし、再発もしやすく、原因となったスポーツなどをやめない限り完全には治らない、とも。
いやー…早めに気づいて良かったよ…と思ったけど、なんと安静にする期間は3ヶ月。長い。長いよ。3ヶ月も釣りできないなんて、他に何をしたらいいんだ(笑)。
ということで、手首に負担のかからないアジングとかを恐る恐るやっていたんだけど、やっぱり痛い。しかも、日に日に痛みが強くなってくるし。うーむ、マズイ。
とりあえず整形外科に行って、しばらくは釣りも禁止かなーと思って、手首をみてくれるところをネットで検索してました。
と、そのとき、手首専門の整体院を発見。「しまもと整体院」です。Webサイトを見てみるとTFCC損傷のことが詳しく書いてあります。さらに、スポーツや趣味の釣りを続けながら痛みをなくすことができると。痛みの原因は筋肉で、そこがトリガーポイントになって手首に痛みを生じると。
ホンマかいな!
正直、ちょっと怪しいと思いました。しかし、もし本当にこの痛みがなくなるなら。好きな釣りを続けていくことができるなら。
人柱になったと思って行くしかないでしょ!
ということで、しまもと整体院に行ったわけです。結論からいうと治りました。ただし、正しい自己ケアがとても重要です。手首の痛みといっても、痛みの出方など人によって違ってきます。すると、ケアのやり方も変わってくるわけです。
私は一度の施術では分からないことも多かったので、何度か施術を受けて説明をしてもらいながら自己ケアを続け、1ヶ月くらいで徐々に痛みはなくなりました。
釣りでTFCC損傷になる人がどれぐらいいるのか分かりませんが、もしTFCC損傷で悩んでいるアングラーがいれば、選択肢の1つとして検討してみてください。
それにしても、若いころと違って、やれヒジが痛いだの、手首が痛いだの、腰が痛いだの、老眼で手元が見づらいだの、色々出てきますね(笑)それでも釣りはずっと続けていきたいです。ちなみに、しまもと先生も釣り好きなので、アングラーの悩みをよく分かってくれると思いますよ。TFCC損傷で悩む人の福音となりますように。
しまもと整体院