FGノットなどの末端処理でリーダーのはじっこをライターであぶって焼きコブを作るのはよく紹介されてますね。コブがあるのと無いのではすっぽ抜け防止や、強度の面でも違いが出るのは「ジギング魂」さんでも紹介されています。ジギング魂さんはノットの強度テストが好きでよく見てます。
FGノットの「焼きコブ」は、どの位重要なのか!? 焼きコブありなしの強度実験をしてみました
https://jigging-soul.com/4819
ただ、これ、ライターの火が近すぎるとPEラインまで劣化しそうです。っていうか、劣化します。そして屋外ではかなり厳しい。風あるし。
そこで、オススメなのがバークレイから出ている、ミニホットワイヤーラインカッターです。スライドスイッチで電熱線が出てきて、これでチョンとやれば、はいできあがり。強風下でも問題なしです。
単四電池2本でOK。予備の電熱線も入ってます。
こんな感じ。
リーダーだけでなく、PEの末端処理もできるので、ほつれを防止することができます。
ところが、買ってしばらくすると電熱線に通電しないというトラブルが発生。バークレイの販売もとであるピュアフィッシングには「修理できない商品」に、このミニホットラインカッターが含まれています。
えー・・・まだ買ってからそんなに使ってないんですけど!
電池はOK。予備の電熱線で試しても赤く通電しません。
ということでネットで検索したら、同じようなトラブルを発見。どうやら断線のようです。
しゃーない、自分で直すか。
ということで、まずはカラ割り。これが接着されていて、かなりてこずりました。破壊するぐらいの気合いでバキバキと割らないといけない。
あけたところ。シンプルですね。バネがビヨーンと飛んで行方不明にならないよう注意してください。
スイッチをスライドすると通電する仕組みです。
ところが、各リード線をテスタで調べても異常なし。ハンダ付けも異常なし。
電池をセットして、あらためて手動でスイッチを接触させてみます。
あら? 通電しますね。ということはスイッチの接触不良で間違いありません。
確実に接触するように角度を調整します。そのさい、スイッチを近づけすぎると、何かのショックで通電してしまうので、十分注意しましょう。カバンの中で起きたら最悪な事態になりかねません。私は使わないときは電池を抜いてます。
ふたをもどしてテスト。大丈夫ですね。
最後にすきまができた先端部分をビニールテープで補強して終了です。
どうです? 同じようなトラブルが起こったときは参考にしてみてください。